活動報告

2023年10月29日 - 活動報告|楊名時八段錦・太極拳教会三重県支部 活動報告

2023年10月29日

2023年度 三重県支部懇親研修会

10月28日(土曜日)、県営サンアリーナに於いて2023年度三重県支部懇親研修会が開催されました。

愛知県から長表貞幸先生をお迎えし、座学実技を交え3時間半たっぷりと研修することができました。今回310人の会員に参加していただきました。

まず初めに川口惠子支部長より挨拶がありました。懇親研修会の「懇親」には仲間との繋がりを大切に、また新しい仲間との出会いからこの「和(輪)」を大きく広げたいという意義があることをお話しいただきました。

長表先生の講話では、「呼吸が心を動かします。太極拳に何を求めるのか、太極拳は一つの道具であり、その道具をどう使うのか、楊名時太極拳は太極拳を通して心の持ちようを伝えるものです。形は究極自分の体で判断するもの、その人の品格を高めより良い人間性を作り出していくもの、きれいだろうという思いは不要です。」とお話がありました。

講話の後、実技研修として挨拶、立禅、甩手、八段錦前半、二十四式通し稽古が行なわれました。

休憩の後、部分稽古が行われ壇上にて4人の会員の方に直接指導が行われた後、全員で練習をしました。

その後質疑応答の時間となり、「①初心者、上級者問わず、一番大切と思われる基本の動きの中で、練習で取り上げられていることは? ②呼吸、動き、速さを合わせるにはどんな稽古をしたらよいか?」の質問に対し、「心息動を自分で感じることを目指し、形に気をとらわれずに同じ動作をずっと繰り返す運足を取り入れている。」などのお話があり全員で運足の練習をしました。

次に長表先生の指導で三重県支部恒例の百花拳を演舞しました。大きく何重にも広がった輪の中での演舞はみんなで呼吸を合わせ、心を一つにして舞う心地よさを実感するものでした。

最後に八段錦後半、立禅、甩手を行ない、すべて研修が終了しました。

長表先生のお人柄から伝わる丁寧な奥の深いご指導に、会員皆充実感を持ちえた研修会となりました。

研修会の後、長表先生のご指導が大変良かった、そしてまた是非三重県支部にお越しいただきたいとのお声を会員の皆様からたくさんいただきました。

 

場所:県営サンアリーナ